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アーシングプロデューサーEllyにインタビュー、湘南を舞台に“地球へ恩返し”

<基本情報>
氏名:坂井田恵利(Elly)
活動拠点:湘南・茅ヶ崎
仕事/活動:SDGsイベントプロデュース、大地と繋がる「アーシング」オリジナルメソッド講座・セミナー開催、オンラインサロン運営、ヨガ講師
関連インスタグラム:@elly808yoga@earthingmarket

More about Elly
ハワイ、オーストラリアでの海外経験を経て、2020年より茅ヶ崎にてフリーランスの活動をスタート。自然溢れる海外生活で感じた地球への愛を軸に、地球に優しい食・アイテムを揃えたマーケットの定期開催や、ビーチで行うサップ・ヨガ講師、アーシング講座など、多岐の分野での活動を行う。SNSでもナチュラルなライフスタイルを発信中。

■子供の頃の夢を教えてください。

「海外で働くこと」。中学生くらいの頃からずっと夢見ていたのですが、それは社会人を経験した後に叶えることができました。当時勤めていた会社を思い切って辞めた私は、ヨガ留学の名目でハワイに短期滞在していたのですが、実際心の中では“夢を叶えたい”という情熱を密かに燃やしていて(笑)。 その当時は英語も全く喋れなかったので、日本人が多いハワイが私にとってちょうど心地よく、幸運にもハワイスポーツマーケティング会社に就職することができました。

その後2年間ハワイで働いた後、再びハートに従うままにオーストラリアに拠点を移して働き、その土地でも素晴らしい時間を過ごすことができました。

■現在の仕事/活動を始めたきっかけは?

ハワイ・オーストラリアで過ごした海外生活の経験が、やはり大きいですね。大自然の中に身を置いて、サーフィンやヨガを楽しむ中で、私自身が驚くほどナチュラルな生活へと変化していって。海のある生活が愛おしく、気づけば地球への愛もどんどん深まっていった心のあり方が、現在の活動の大切な軸となっています。

そして何故、活動拠点が茅ヶ崎だったかといえば、この場所なら海でビーチヨガやサーフィンができる理想のライフスタイルを叶えることができると思ったから。私が心から気にいった場所で、“自分の好き”を集めた仕事をしようと決めて、2020年からフリーランスとして様々なジャンルで動き始めました。

例えば、2021年春から始めた「アーシングマーケット」に関していうと、ハワイやオーストラリアで大好きだったマーケットに着想を得ました。その当時、私は休日に地元のマーケットに行って、現地の人とお喋りをしたり、その土地の食材を買ったりする時間が凄く好きだったので、日本でもそんな楽しいマーケットの場が身近にあったらいいな!という想いを、カタチにしてみたかったんですよね。

実際にマーケット作りの中では、“地球への恩返し”が少しでもできる空間に仕上げたかったので、オーガニックや地球環境に優しいプロダクトはもちろん、できる限りゴミを出さないゼロウェイストにも取り組んだりして。湘南で出逢った方たちの暖かなサポートもあり、毎回進化したコンテンツを揃えることができています。

そのほかの資格や特技を取り入れた活動においても、地球への愛と感謝を忘れずに、情熱を持って取り組んでいます。今後も、もっと活動を広げていく予定なので、ぜひお楽しみに!

■仕事/活動を通して、最も嬉しい瞬間は?

私の活動を通して、友人や家族含め、笑顔になってくれる人たちの姿を見れること。それから、ポジティブに変化していく方たちの姿を見れることも、本当に嬉しいことですね。

最近では、私が毎朝5:55〜開催している“朝活”オンラインサロンで、毎朝休むことなく参加してくださるメンバーの方がいらっしゃって。「凄く楽しいから、これからも是非ずっと続けて欲しい!」と、温かいメッセージをいただく機会があったんです。

そもそも当初は、ある程度の期間に絞っていた朝活サロンだったのですが、そんな風に少しでも良い刺激を誰かに届けて入れたことが非常に嬉しく、迷わずに延長を決めました。私自身そんな方達のポジティブな変化や笑顔に、沢山の勇気をもらっていますし、それが私の原動力にもなっていると強く感じています。

■仕事/活動に関するインスピレーションは、普段どのように得ていますか?

海で過ごす時間。海にいると、自然と頭の中がクリアになる感覚があったり、エネルギーが湧いてくるので、この時間は私の中で譲れないものですね。特にお気に入りの時間帯は、やはり朝!朝日に照らし出される海って、言葉を失うほど美しく、その場にいるだけで心が浄化されます。

■現在の仕事/活動を通して、この世界にもたらしたいことは?

一番は平和かな。そのために私が今できるのは、まずは自分の周りの人たちから、愛や笑顔を循環させること。その循環の輪を、もっともっと広げていくことが、自分の使命のようにも感じています。

■あなたの人生の中で、「お金」とはどんな価値を持ちますか?

お金とは手段であり、ツール。そして使い方にもよりますが、自分の価値を高めてくれるものでもあると感じています。

例えば、ステップアップを望んだり、興味がある分野の学びを深めたい時って、やはりある程度のお金って必要で。そして成長するためには、ツールとしてどんどん使うべきものなんだとも思うんです。もちろんその分お金は一時的になくなるわけだけれど、そこで得た経験や知識は残り続けるし、それを外に循環させることで、また新たなお金を生み出すことができるのではないでしょうか。

■あなたが考える【サステナブル】の定義を教えてください。

通常の意味ですと「持続可能」というイメージが強いと思いますが、本当のサステナブルとは、根底に“地球に対して愛があるのか”という意識が、非常に重要なキーを握っていると私は思います。優先すべきは、経済でも人間でもなく、“地球にとって”ということです。

近年サステナブルやSDGsという言葉を頻繁に耳にしますが、これらは結局人間が作り上げた目標のようなものになってしまっていて、その大元の意味を忘れてしまっている企業や人も少なくないですよね。もし仮に「サステナブル」という言葉を借りて何か目標を掲げるのであれば、やはり地球を軸にして考える必要があるはず。その上で、物事の本質を見抜く目を養うことも、大切になると思います。

茅ヶ崎で開催した「アーシングマーケット」

■これからの地球に、もっと必要だと思うことは何ですか?

やっぱり愛かな。私は今愛で満たされているし、周りにも愛で溢れた人が沢山いるけれど、現実的にこの世の中で愛に触れることができない世界って、悲しいけれど存在してしまうから。私はこの地球にいるもの全てが、平等の愛で満たされていることが一番の理想ですし、それを実現させるためにも<言葉>が“最も簡単に、愛を循環させることができるパワフルなツール”だって考えているんです。

それは例えば「ありがとう」「ごめんね」って一言相手に対して伝えるのも愛だし、「愛してる」という言葉も、もちろん愛。目に見えないものだからこそ、愛は思っているだけでは伝わらないけれど、言葉ひとつ出すことで、自分にも相手にもどんどん循環して大きくなるもの。だから私もSNSを利用するときは、できるだけ愛のある言葉を発信して、目に入った一人でも多くの人に“伝染”してくれたら嬉しく思います。

<We want to know more about you…!>

■ご自身の一番好きなところを教えてください。

いつも笑っているところ!

■好きなことを続けるマインドの秘訣は?

この点に関して言うと、私の両親の存在が非常に大きいです。何故なら私が幼い時から、両親は私の選択に対して「NO」と言わず、自由にやらせてくれる人たちだったので、今でも特にブロックもなく、“まずは何でもやってみよう”というマインドで過ごすことができるんです。

子供時代の環境って大人になってからもきっと繋がっているから、両親が“自由な選択肢”を私に与え続けてくれたことは、何にも代えられない財産。だから二人には心から感謝しているんですよ。

■自分自身のために大切にしてる習慣は?

早起き。朝は海も自然も身体も一番綺麗な時間。毎朝5時おきで、自分だけの特別な時間を楽しんでいます。

■失敗から学んだ一番の教訓は何ですか?

失敗をあまり、失敗と捉えていないかもしれないです。失敗は成長のためには必要なステップであり、失敗があることで次のステップが見えてくるから。だから私は、これからも何度だって失敗しても良いって考えています。

■地球で過ごす時間が残り1年だとしたら、何をしたいですか?

バンライフ!海外に行けるなら、オーストラリアか、ニュージーランドをバンで周遊したいですね。まだ地球上で見たことない美しい景色を目に焼き付けて、その後旅立ちたいです。

■次世代の子供たちに伝えたいメッセージを教えてください。

この地球を自由に楽しんでほしい。今はコロナの流行もあり、なかなか友達や先生とすら、密接に関わることが難しくなっているかもしれないけれど、どんな時代にも必ず周りには愛が存在するから。きっと未来は明るいし、周りの人たちの愛を受け取りながら、どんどんやりたいことにトライしてみて欲しいです。